フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ノア/ヴォクシーの気になるポイント②と追加情報。「安心降車アシスト制御」や「電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドの有無」等

新型ノア/ヴォクシーはかなり豊富な機能が搭載されるようだが、その多くがオプションになりそうだ

さてさて、2021年1月13日に発表・発売予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)ですが、今回新たな情報をいくつか入手しましたので早速ご紹介していきたいと思います。

私自身もファミリーカー用として購入を検討している新型ノア/ヴォクシーですが、概ね購入しようと考えているグレードやボディカラー、オプション内容などは決まっているものの、2021年11月12日前後に公開予定のトヨタディーラー向けスタッフマニュアルの内容次第では、再度グレードなどを検討することも。

そして購入を検討している上で気になるポイントもいくつかありますが、これらもトヨタディーラーにて取材させていただき、モヤモヤしていたところもある程度解決できたので、これらもご紹介できればと思います。


トヨタ初!新型ノア/ヴォクシーに安心降車アシスト(ドアオープン制御付)を設定

早速気になるポイントや追加情報などをチェックしていきましょう。

まず新型ノア/ヴォクシーでは、安心降車アシスト(ドアオープン制御付)[SEA]がメーカーオプションとして設定されます(上の画像はレクサス新型NXのSEA機能に関するもの)。

この機能は、2021年10月7日に発表されたレクサスのフルモデルチェンジ版・新型NXより初めて採用される便利機能の一つで、トヨタブランドとしては新型ノア/ヴォクシーで初めて搭載されることに。

具体的な機能性としては、降車時にブラインドスポットモニター[BSM]のセンサーを活用することで、後方からの自転車を含む接近車両などを検知します。

開放後のドア、もしくは降車した乗員と衝突する可能性があるとシステムが判断した場合、アウターミラー内のインジケーターを点灯させ注意を促す便利機能です。

ちょっとイメージしづらいという方は、以下にトヨタ公式が安心降車アシストに関する動画を公開していて、約50秒ほどで確認できるのでチェックしていただけますと幸いです。

【安心降車アシスト】

上の動画の新型NXでは、フロント・リヤにて採用されますが、新型ノア/ヴォクシーだとフロントが横開き、後方がスライドドアとなるものの、スライドドアにも適用されるのかどうかまでは不明(さすがにスライドドアにも採用してくるとは思いますが…)。

安心降車システムは単体でのオプションではなく、セットメーカーオプションになる

via:Twitter

なおこの安心降車アシスト機能をメーカーオプションにて設定する場合、ブラインドスポットモニター[BSM]との併用によってはじめて機能するため、強制的にセットオプションになってしまうのは致し方ないところ。

しかもこのセットオプションですが、ブラインドスポットモニター[BSM]や安心降車アシスト[SEA]だけでなく、アドバンスドドライブ(Advanced Drive)、レーンチェンジアシスト[LCA]、パノラミックビューモニター[PVM]、パーキングサポートブレーキ[PSB]といった機能が全てセットになるとのことで、おそらく結構な金額のメーカーオプション費用になるのではないかと予想されます。

もしかしたら見積もり作成する際には、アドバンスドドライブやレーンチェンジアシストといったオプションが別個になるような別パターンのセットオプションも準備されるかもしれないので、この点はトヨタディーラーからの続報を待ちたいところです。

アドバンスドパーク(Advanced Park)もセットメーカーオプションになるの?

一方でトヨタのミニバンモデルで初採用となる高度運転支援技術アドバンスドパーク(Advanced Park)機能ですが、こちらは特にセットオプションの記載が無く、おそらくは単体でのメーカーオプションになるものと予想されます。

電動パーキングブレーキやオートブレーキホールド機能、各車種の具体的なボディカラーはどうなる?気になる続きは以下の次のページにてチェック!